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誰かを好きになること

好きだったアイドル。

小学生の高学年のときは原田知世さん。「ねらわれた学園」TV版見たさに当時習ってた剣道休んだこともあったなぁ。

中学に入ってからは中山美穂さん。将来映画監督になったら、彼女を主役に抜擢して、それから結婚...なんて計画があったことが今となっては人に話すのも恥ずかしい。(それが当時一番面白くなかったオールナイトニッポン月曜日2部のパーソナリティと結婚しちゃうんだもんなぁ。なんだかなぁ。)

この2人がずっと好きだったわけでもなく、彼女たち以外にもなんとなくいいなぁと思うアイドルは多数いたはずなのだが、記憶に残っているのはこの二人だけ。

タイプ的には正反対なイメージを持つのだが、人の好みなんて変化していくもんで、好みのタイプもその都度変わっているのが普通だと思う。

好きなアイドルなんていうものは要は外見のみで判断しているわけだから、人間性とか性格なんてものは関係ない。(アイドルの性格が好きなんて寝ぼけたことは昔から思っていなかったなぁ。)

そんな好みもいつごろからか、あまり気にならなくなった。こだわりがなくなったというか、「誰でもよくなった」。

この話を嫁にすると「どうせ誰でもよかったんでしょ」なんて言われるのだが、ここが説明の難しいところだ。「誰でもいい」というのは相手の外見とか、表面上の薄っぺらな印象なんか、どうでもいい。一緒にいて、何か惹かれる部分や、尊敬できることや、ちょっとしたしぐさ等なんでもいいので

「自分が好きと思える部分」←ここ一番大事です。

を持っている子であればいいということなので、間違ってもその辺に居るこなら誰でもいいという意味ではない。

自分では自分のことを「メンクイ」だと思っている。不細工な子と付き合えるか!とも思っている。でもこの不細工かどうかという判断は口でいうほど簡単なもんじゃなくて、本当に性格のいい子なんかは最初イマイチだと思っていても、一緒にいるうちに可愛く見えてくることがある。逆に、最初はチヤホヤされてても、性格が悪いとだんだん不細工に見えていくこともある。

こういうことが学生時代は多かった。クラスという閉鎖された空間で毎日いっしょにいると尚更そういうことが見えてくることが多かった。

社会人になると案外うわべだけで付き合っているカップルが多いような気がする。デートは週末だけ。3年間お付き合いして結婚してみたが、実はトンでもない暴力男で、「結婚してから豹変した」なんてよく聞く話だけど、結局なんにも見てなかっただけじゃんって思う。

その人の本質を見極めることは簡単なことじゃないけど、とりあえず、外見ばかり気にしてその人自身を見ようとしなければ、内面が見えてくるハズがないし理解できるわけも無い。

そういう意味ではいつまでもどのアイドルが好きなんてことをいってる間は彼女・彼氏も出来ないんだろうなぁと思う。ネット上にはそういう人結構いると思うけど、もし恋人が欲しいけどなかなか出来ないなっていう人がいれば、まず相手の外見を問う前に自分の外見を振り返って見たほうがいいかもよ。
by yaling | 2004-06-10 11:50 | 恋愛のぼやき
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