「宇宙戦争」と言うなら
結構ヒットしてるのに不評な「宇宙戦争」見ました。 評価の通りでございました。 いやね、パニック映画として見れば前半のシーンはもう圧倒的で、阪神大震災やら9・11やらを彷彿させるシーンが目白押しで(ニュースの映像からかなり意識してそれらを取り入れていると思うんだけど)見る人が見れば胸を締め付けられるようなシーンの連発なのではないかと思います。街を破壊していく「トライポッド」と呼ばれる宇宙人の乗り物の登場シーンなんかはBGMまで「ゴジラ映画」だし、まぁ映画ファンとしてはそれなりに楽しめました。 不評なエンディングもまぁいいかと私なんぞは思いましたけど、もう少しバランスを考えたつくりにしないと、「いきなりアレはないよなぁ」という評価が出るのも止むを得ないでしょうね。 評判どおり、なによりも恐ろしいのはダコタファニングちゃんの叫び声だというこの映画。(今にも中から宇宙人が飛び出してきそうなあの演技!)どうせ見るなら大きなスクリーンで見てもらいたいけど、破壊シーンのみで納得できる人は満足でもストーリートータルを重視する映画ファンにとっては辛いところか。 そういう意味で同じこの時期に公開されている「フォーガットン」と似たところがあり、ネタバレになるので詳しくは書かないケド、ホクテンザとか新開地の新劇会館あたりで2本立てで公開されれば面白いんじゃないかと思うのは私だけじゃないはず。 まぁ「デイアフタートゥモロー」並みということで70点あげる。(いや、デイアフタートゥモローは90点もあげてるんだけど、派手なシーンただそれだけっていうパターンが2番煎じなので今回は減点。) スピルバーグも、もういいわな。そんなに頑張んなくっても金持ってるもんね。 「テキトーにつくっとけテキトーになんてったって、オレがスピルバーグだっ!」ってなところか。
by yaling
| 2005-07-10 13:24
| 映画・TVのぼやき
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