平均年収 - 職種別ランキング
転職支援ビジネスってよくよく考えるとおかしな話なんだけど企業にとってはそれぐらい有望な人材を集めるのが大変、もしくは難しい状況にあるということなのかなぁ。 この前フラっと立ち寄った本屋にも高給取りな職業を紹介した本があった。 村上龍著『13歳のハローワーク』の2番煎じかとも思ったけど、私個人的な意見としては今の仕事で大した成果を残せない人間がどれだけ転職してみようがいい結果なんて出るわけがない。もし、転職して成功する人がいるとすれば、その人は今の職場でもしっかりと成績を残している人間であるに違いない。と考える。 なんの能力も持たない人間があーだこーだ屁理屈をこねてる時点でもう終わっている。 それでも高給な職種というものがあるのも確かで、ただ我武者らに頑張ればいいってもんでもない。経済的に成功を収めるには、それなりに人生設計を描き、時にはズル賢く、計算尽くになることも必要である。それが出来ない真面目でお人よしは死ぬまで労働者階級で搾取され続けるのである。 かと言って、それだけの能力もないのに、上に行こうなんてムシの良い話であって周りがそんな事を許してはくれない。 そんな人は現状に甘んじ、それでもすこしでも手を抜いて、楽をすることに知恵を絞る以外に残された道はない。が、昔はそれでよかったのだが、今ではそんなことをしていると簡単にクビを切られる。リストラである。 当然といえば当然だが、かといって皆がみんな人の上に立てる器量があるわけがないので、体が動く間は使ってやるけど、動かなくなったらポイ(どうせ頭わるいんでしょ?)なんていうのがまかり通る世の中もまた空恐ろしい。 みんながみんなお金持ちにはなれないにしても、がしかし、不景気な国でこれまで通りの年功序列式の会社経営が無理にしても、なにかしらの対策がなければ将来とんでもないことになりそうな気がする。 私の場合は昔から「最低月給(手取り)は歳と同じ。」というのを目標にしており、例えば30歳で30万、40歳で40万というのを最低目標としてきた。今のところなんとか目標金額をクリアしてはいるものの、これからが勝負なので、次のステップに向けて着々と足場を固めている。 上のランキングをみて見ると30歳だとギリギリ10位のレベル(ちょい下)だけど、その上をみて見ると…。 だめだこりゃ、どれも出来そうにありませんねぇ。 バカが高給取りになるには悪事に手を染める以外には方法がないってことか。(それにしても頭が悪いとすぐ捕まっておつとめご苦労様ですになっちゃうんだけど。) まず「自分の器を知る」これが一番大事なことかなぁ。 「己の限界は自分で作ったもの。その壁を破るのもまた自分なのである。」 なんてことを社員研修プログラムに参加すると教わるけど、そんなの詭弁だよ。 自分の限界を知らない奴(出来もしない仕事を安請け合いする奴)なんて信用できない。 自分の器にあった職場で自分なりに頑張る。 これでいいじゃない。 他人と比べるからおかしくなるんだよ。自分は自分。他人は他人。 人が高給もらってたって、関係ない。よその世界のお話なんだから。 でも、これって現実逃避になるのかなぁ。それとも現実を見極めた堅実な答えなのかぁ。 むずかしいね。お金が絡むと。 でもひとのいい人が損をする社会であることは間違いなさそうだ。
by yaling
| 2004-10-21 11:40
| 仕事のぼやき
|
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||