第19回目は、「ヴィレッジ 」で御座います
ノリーさん申し訳ない!私の評価はビミョーなものでありました。 「シックスセンス」でイッキにメジャー監督としての地位を確立したM・ナイトシャマラン監督。 その後、『アンブレイカブル』、『サイン』と来てついに新作が劇場公開!その名も 【ヴィレッジ】 日本ではほとんど試写もなく、アメリカでは結構ヒットしているぐらいのニュースしか入って 来なかったんだけど、実は数度行なわれた関係者試写で、日本の興行主が話題作りのつもりで試写を見た各方面の関係者たちに 「この映画の内容は一切、外部に漏らさない。口外しないことを誓います。」 と書かれた誓約書にサインを書かせた為、それを額面どおり、真に受けた、映画評論家、映画雑誌編集者、ラジオ、テレビ番組制作者たちが、公開前に一切「ヴィレッジ」の話題に触れなかった為、メディアの露出が極端に低くなり、宣伝効果としては逆効果だった。 なんてバカみたいな話も聞きました。 で、私の中ではシャマラン作品は「一発芸ムービー」として新たなジャンルを確立しておりますので、今回もこれまで同様、みどころは「オチのみ」と期待しておりました。 で、この映画ハッキリ言ってちょっとでも何かを言うとネタバレになるため何も書けないんですが、一応もう観ないので多少のネタバレOKな方、もしくはすでに見た方のみ、続きの方に進んでください。それ以外の方は、先に劇場まで観に行くようにしてください。 -----------------------------私の評価---------------------------------------------- イヤね、よくも悪くもシャマラン作品なんですよ。 今回もこれまで通り、オチありきな作品でした。 シックスセンスもそうだったんだけど、あれは途中の幽霊の描写がパンチが効いていて面白かったのと、そう言われて観れば、反則気味ではありますが、「ホォーッ!」と思えるところが秀逸だった。 続いての「アンブレイカブル」もオチは悪くないと思うんです。どうでもいいようなオチではありますが、最初の風呂敷の広げ具合が良かっただけに、途中まで期待して観ていたにも関わらず、尻つぼみになっていった。「世にも奇妙な物語」で30分~60分ぐらいのドラマなら純粋に「面白い!」で済んだと思うんだけど、劇場にあのオチだけを観に行くのはちょっと辛かった。 「サイン」は逆に、途中それなりに良かったのに、オチが中途半端(というか、オチなしで観たままの形でエンディング)なのが痛かった。多少、なるほどとも思えるセリフはあったけど、あんなオチで「愛の力」とか言われても「そりゃアンタメチャクチャやがな!」ってなもんでありました。 で、【ヴィレッジ】 私は途中がイマイチだった。見えない敵、見えない恐怖はそれなりに上手く描いてと思いましたが、いい加減飽きてくる。途中のドキドキ感だけでいくと「サイン」の方が上だったかな。で、後半はもう読めてしまう。私はラジオとかテレビとかなんならPCが出てくるかと思ってましたが。(見た人にはわかると思いますが。) 確かにオチは「サイン」よりマシだたけど、それだけ。 そういう意味では「アンブレイカブル」は出足は良かったような気がするので、いっそのこと「アンブレイカブル」の頭と「サイン」の中間と「ヴィレッジ」の後半をすべて各30分ほどにまとめて一本の映画にしちゃえばいいんじゃない?(え?内容がメチャクチャ?でもシャマラン作品だから、勝手に深読みしない?だめか。)または、各話30分にまとめて、オムニバス形式の映画として公開するとか。 評価は辛口ですが50点あげます。
by yaling
| 2004-09-17 16:30
| 映画・TVのぼやき
|
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||