私は昔っから男性諸君の大好きな「呑む・打つ・買う」が苦手。(今でもね。)
中学生の頃、周りの友人たちが大人の見よう見まね酒・タバコを始めるのを見て、実際は単に天邪鬼だっただけかもしれないけど、「カッコ悪い」と思った。 ウチの中学は男子は丸坊主だったため、どう見ても中学生、ひいき目に見ても高校球児にしか見えない風貌の「ガキ」が背伸びしてそんなものに手を出しているその姿があまりにも不細工で同じフィールドに立つ気がしなかったのだ。 高校生になり、学校行事の打ち上げなどと称し、飲み会が開かれるようになった頃に、「まぁお酒のひとつぐらいなら、社会人になってからも、付き合いとして必要かも知れないし、少しぐらいは嗜んでも…」と、付き合い程度に飲むようになったが、いかんせん「旨くない」。たしかに甘いお酒なら飲めなくもないが、それはジュースと同じなわけで、アルコールである必要がない。その上、どうやら相当な下戸だということもわかった。どうにもこうにも気持ちよくなる前に気分が悪い。その上「旨くない」とくれば、わざわざ飲む必要性がなかった。 社会人になり、就職もすれば付き合いで飲み会に誘われることも多くなったが、乾杯のビール1杯ぐらいは付き合いますが、基本的に飲めないことを告げると驚かれる。 「飲めそうなのに…」 「またまた、ご冗談を…」 そこで「呑む・打つ・買うのどれもダメなんです。」なんて言うと、 「何が楽しくて生きてるの?」 なんてことまで言われる始末。 毎回こう来るもんだから、いつからか、こう答えるようになった。 「これから苦しくなる老後の楽しみに残しているんです。」 酒は下戸だったもんだから仕方ないにしても、いまだにギャンブルや風俗なんてものには縁がない。まったく興味が無いといえば、ウソになるかも知れないが、かといってあんな物に金を出す気にはどうもなれない。これまでにも競馬やパチンコや、カジノなんてのも社会勉強程度に経験はしてみたがどうも熱くなれない。SEXを好きでも無い行きずりの女とやるなんて、この上なくメンドクサイ。ましてやその一瞬の快楽のために金を出すなんてありえない。 そんな私は大阪ウメダの歓楽街のど真ん中で生まれ育った。そこはいわば「呑む打つ買う」のメッカともいえる場所。 小学校はパチンコ・飲み屋・風俗店が立ち並ぶ商店街のど真ん中にある。 登校時はそこいらじゅうゲロだらけで悪臭がするし、下校途中はキャバクラの呼び込みに「おにぃさ~ん。いかがぁ~?」とカラカワれる毎日。 実家の隣はカラオケスナックで、毎晩遅くまでヘタクソなカラオケが鳴り響いている。 オカマが赤いワンピースで酔いつぶれて大股を開いている姿なんて珍しくも無い光景だった。 隣の建物で違法カジノが警察の手入れを受けた時なんか、大騒ぎする声の一部始終がこちらに聞こえてきた。 ウチの親は飲食店を経営していたが、友達のウチには新地のクラブのママやラブホテルの経営者なんても当たり前のようにいた。 そういうことを他人に話すと、「そんな環境で子供を育てるとグレそうね。」なんてよく言われるし、そう思う気持ちはよくわかる。 が、しかし、不思議なことに私の小中学校でグレた奴は一人もいない。暴走族なんてチャンチャラ可笑しいし、ヤクザまがいのチンピラになったのも、ひとりも居なかった。 他に娯楽がたくさんあるのに、暴走族なんてやる必要もなかった。あんなもんは片田舎の夜時間を持て余している人間のやることで、何にも増してウメダの真ん中であんな特攻服を着る勇気は私にはなかった。 チンピラもその辺にウヨウヨ居る訳で、あんなのを見ていれば憧れるどころかむしろ、今想えば「ああは、ならんとこ」とこどもたちにとっては反面教師として役に立っていたんだろうと思う。 いやね、オチなんてないんですけど、一気に読むのが勿体無くて短い通勤時間の間にチビチビ読んでいる小説を読んでいてふと思ったことを書き連ねてみました…。(ヤオイで御免) あぁ~。それにしても歳とったなぁ~…。 #
by yaling
| 2006-12-07 15:06
| 子育てのぼやき
FONがついに日本でサービス開始!
IP電話やらskypeやらが大分と浸透してきたとはいえ、日本はまだまだ無線LANのフリースポットが少なすぎて使い物にならない。せめて市街地だけでも至るところにフリースポットが存在してさえいれば、あのややこしい各携帯電話会社の料金プランに頭を悩ませることもなくなるっちゅう話なわけで。 価格はまだ高いがロジテックが販売している「Skype専用 無線LAN携帯端末」なんかが使えるようになれば、ホント予想外だかなんだか知らないけど、基本使用料金やら、基本通話料やら、クソ食らえなのにと、期待していたのだが、あれもこれも、全てはフリースポットあってのお話。 夏にハワイに行った時はその辺のショッピングモールに入れば、フリースポットが当たり前のようにあって、持って行ったPDAでskype通話したのだが、日本とアメリカぐらいになると、回線の繋がり方がハンパじゃないのか、そりゃもうビックリするほどクリアで遅延のない通話品質に驚いたものです。海外製の携帯電話の中にはこれらの機能を搭載したものもあるみたいだし、数年前まで日本の携帯電話は最先端みたいな顔してましたけど、(性能的にはたとえそうであっても)使い勝手や利便性を考えれば、閉鎖的な日本の携帯電話市場はとっくに世界に遅れをとっているといえるのでは。 じゃあ、具体的にどうやってフリースポットを増やせばいいのかと考えたところで、携帯電話会社がみすみす自分たちの利益がなくなるようなものに、設備投資するわけもなく、こうなってくると一般市民の草の根活動的な無線LANの開放以外に具体的な方法はなく、アメリカなんかの住宅地のフリースポットはほとんどが個人が開放しているものだというのを踏まえて、日本でもこれをやるしかないかと。 それをプロジェクトとして活動しているが「FON」なのである。 スペインで立ち上がった無線LAN共有プロジェクト「Fon」 で、日本でやっとこのサービスが開始されることになり、そのオープニング・プロモーションとして 「12月5日から12月9日まで、5daysキャンペーンを実施!キャンペーン期間中は、FONの専用ルーター「La Fonera」を無料で提供いたします」 というのだから、これに乗らない手は無いわけで。 とにかく本日正午から受付開始! これはマストチェキラ!なのであります。打倒ソフトバンク!打倒NTTドコモ!打倒au!打倒ウィルコム!クソ高い携帯電話の使用料金よさようなら! #
by yaling
| 2006-12-05 10:38
| 物欲MAX!コレ欲しい!
毎度お馴染みaco様のこの文章を読んで、常々感じていたことがありましたので久しぶりにTB。
ガキの時に実相寺に出会えた幸福 これは何事においても言えることだと思うんだけれど、進化すると共に失っていくものってのは必ずあって、実はその失ったモノにこそ、その物事の本質が含まれていたりするんじゃないかということを感じてきた。 今朝、どこかのお米のTVCMを見ていたら、こんな事を言っていた「お金を払ったのだから、いただきますという必要はないのではないか …中略… いただきますの本当の意味を見つめ直そう」お金さえ払えば、なんの苦労もなく目の前に食べ物が用意される豊かな社会ではいただきますの本当の意味なんて逆にありえないというか無駄なことなのか… 例えば家電製品。最近の家電はどれもエコを強調し、電気代が安いだの、経済的だのとのたまうわりに、高機能化、小型化が進んだせいか、もし故障してもメーカーは修理なんてする気もない。すぐに「交換」してしまうし、それ以上にそのほとんどが機械によって作られていたりするものだから、人間の手で修理することすら不可能に近い商品が多い。10年、20年前ならテレビ・ラジオ・クーラー・洗濯機・冷蔵庫どれも消耗部品さえ交換すればどれも人間の手で直してまた使うことが当たり前だったのに。 昔、ホテルのフロントで働いていた時に聞いた話では某ホテルは新入社員は高卒の人間しかとらないらしい。大卒はスノッブだし専門学校卒は中途半端な無駄な知識が邪魔になるから。不器用でも純粋無垢な人間の方がそのホテルのカラーに染め上げることができるから。その代わり、教育にもチカラを入れていて、英会話や接客マナーなんかはその為の時間を割いて、きっちり教えてくれるらしい。 企業が中途半端なフリーターを敬遠するのもそこに理由がある。全くのド素人よりは適当に上手く仕事もこなすが、その分手を抜く方法も心得ているから。 ------------------------------------------------------------- 話を元に戻すと、当時の子供番組には本当にどこまで本気で考えた結果なのかは私は知らないが、確かに子供相手とはいえ、大の大人がクソ真面目に作った作品があった。中には子供だましなものもあるのだが、それらはすでに過去の遺物となり、今現在人々に語られることはあまりない。良いものは形を変えつつも今現在も残っている。 「ウルトラマン」に「仮面ライダー」。海外だと「サンダーバード」。 「ガンダム」人気がいまだに衰えないのは当時見ていた今の大人たちが懐かしんで「ガンプラ」を作っているからだけではないことは火を見るより明らかなことだ。 彼らがやってきたことは決して、狙ったこと(そりゃ狙いもあったでしょうけど)ではなく、真面目に作品を作り上げたこと。純粋に職人として、良いものを後世に残そうとしたことなのではないのだろうか。最近の子供向け番組は確かに、こなれていて、CGを駆使したり、派手な演出で、中には大人も夢中になれる要素がある作品もあるが、記憶に残る物はあまり無いように思う。 時間が経ち、進化・洗練され、器用にそつなく作り上げられた作品には無い何か。 不器用ながら、無駄な部分も多々含みつつ、真面目に作られた過去の作品に込められたメッセージ。 人間なんてものは決して完璧な生き物じゃない。不完全だからこそ人間であって、そんな無駄なものにこそ人間の本質があったりするのではないか。無駄を許容できない社会なんてこれっぽっちも面白くない。不完全なものから成長していく過程が面白いのであって、完成形の用意された世界なんてものは生温くて人をダメにしていくだけのような気がする。 そういう意味でウルトラマンは決して居心地のよい、生温い作品ではなかったと言える。が、しかしその世界観や雰囲気は今もなお私たちの胸の中に深い印象を残している。 #
by yaling
| 2006-12-03 10:20
| その他のぼやき
「刺客に批判の資格なし」森元首相が苦言
あらま、また言っちゃったよ。 アナタも好きねぇ。 ということは、なんですかダンナ。そんな「資格もない人間をあんたんところの自民党は議員に祭り上げた」ということですわよね。馬鹿な国民を煽るだけ煽って、タナボタ的に議席数を増やしておいて、あんなもんは最初っから、無能の集まりだと言っちゃうわけですね。次の選挙に当選したいなら自力で頑張れと…。 ならなんで、あの造反議員たちはそこまでして自民党への復党を願ったんですかね。自分の発言を撤回してまで、「安部さんアナタについて行きます」だなんて、私にはできない芸当だわ。プライドが許さないわさ。ワタシャ政治家でもなんでもございませんけど、そこまで手のひら返すような発言は自分のちっぽけなプライドにかけてもできないだわさ。なのに、あの方たちの発言ときたらなにさ。そこまでして自民党に属さなきゃいけない何かがあるんじゃないの? いいじゃん。自力で頑張れば。なんでそんなにしてまで自民党に属したいのか。 なんならアンタも自民党離れて、イチからやってみればどうなの?ん?元総理なんだから、それぐらいどってことないっしょ?小泉チルドレンよりネームバリューあんだからさ。 ハァ~…ホント、バカにつける薬はないってことだわね。 #
by yaling
| 2006-12-02 10:23
| ニュースなぼやき
地球生命の源、隕石から? 原始太陽系の有機物発見
何も無いところに、何かは生まれない。 地球上の生物の源は宇宙からのやってきたのだった!!!! なんていうと、「わーっ、すごい!」なんて単純に思ったアナタ。 チッチャイねぇ。 じゃあさ、その宇宙からの有機物はどこから来たのさ。 地球は宇宙の中の一部なんだから、宇宙にあるものは地球にもあるのは当然なのだから、結局これは何の説明にもなってないじゃん…って私は思うんですけど。 まぁ、地球だけで考えたらそういうことなんでしょうけど。 地球って偉いんだね。地球人って素敵だね。 #
by yaling
| 2006-12-02 10:15
| ニュースなぼやき
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