最近、メチャクチャよくテレビで拝見いたしますが、昨夜フジの「ザ・ジャッジ」に出演しているのを見た時はちょっとビックリした。 お!【みのもんた VS 細木数子】 奥様の悩み相談対決か! とおもいきや、さすが「みのもんた」弁えております。「おもいっきりテレビ」のようには発言することなく、ちゃんと司会者となって弁護士やゲストに発言させておりました。 でも、この【細木数子】さん、そのファンのほとんどが女性の皆さんだと思われますが、本当に受け入れられているんでしょうか。 というのも、彼女の発言って基本的には 「家族円満の秘訣は妻は夫を大切にして、でしゃばらずに、黙って家を守れ。」 というようなスタンスを取っているじゃないですか。ある意味ひと昔前の考え方。 私個人的な意見を言わしてもらうと、ごもっともな意見だとは思うんです。別に女性が必ず旦那を立てて、家を守らなけらばいけないっていう意味ではなく、やっぱり誰かが家を守り、誰かが外で稼いでくる必要がある。そんな役割分担ってどうしても必要だと感じるんです。 そりゃね、子供を託児所に預けて、共働きするのも結構だし、しなければやっていけない家庭もたくさんありますでしょうが、子供のことや夫婦、家庭全般を見れば、やっぱりそれが理想だと思うんです。 私の両親も共働きで、小学生の低学年の頃はウチに帰っても誰もいないことがよくありました。いわゆる「カギっ子」ってやつです。たまにカギを忘れた日にウチに誰もいなくて、3時間ほど玄関に座っていたこともあります。以来、やっぱりウチには誰かいて欲しいと思う。 別に妻じゃなくてもいいんです。おばあちゃんでもおじいちゃんでも構いません。妻が仕事ができて、家族を養えるだけの収入があるのであれば私が主夫になってもいいとも思っています。 そうしたほうが、家族は上手くいくような気がするんです。 だから、【細木数子】さんの意見はそういう意味で、「そりゃそうだ」とも思えるんですけど、でも彼女はそれを「女性は家事が出来ないと幸せになれない」みたいな言い方をしてしまう。 う~ん…それでいいんでしょうかねぇ。ま、男女平等とはいえども日本はまだまだ男性社会。ある意味現実的だとも言えなくはないんでしょうけど、それをテレビでゴールデンタイムに堂々と言い切ってしまうのには「?」だと思う。 占いが好きなのは女性が多いと思いますが、細木数子さんの大口の客は実は大きな企業の社長や政治家だったりします。だから、最近の彼女の発言をテレビで見るとそんな大口顧客へのセールストークにしか聞こえないんですけど。 「女性は男性を立てろ。三歩さがって三つ指ついて…」 男性の耳には確かにいい響きではあります。 でも女性の皆さんはあれでいいのでしょうか?
by yaling
| 2004-09-04 12:08
| 映画・TVのぼやき
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