チャイナシンドローム【原子力発電所】爆発!

【原子力のページ】

私のポータルサイトにこんなHPの広告がリンクされていた。

「原発」

ついこの間も関西電力の原発で事故があったばかりだが、10年ほど前に読んだ本のことをふと思い出したので、紹介しておこう。

広瀬隆著:危険な話―チェルノブイリと日本の運命 新潮文庫 448円
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(写真は新刊当時の表紙です)

内容の全てを正確に記憶してはいませんが、かなり衝撃的な内容であることは間違いない。

次に大きな原発事故を引き起こすのは日本だとか

日本の電力は原発なしでもまかなえるだとか

もし、日本がチェルノブイリ級の原発事故を起こすと、国が破滅するだとか

日本のマスコミと電力会社の密接な関係だとか


この本の内容に広瀬氏の誇張も含まれているとして、話半分いや、話1/3に解釈しても、それでも恐ろしい話だなぁと当時思ったことを記憶している。

その中で、日本の原発は海外から技術を買い入れた物で、日本の技術者たちには原発を作るだけのノウハウがない。たとえば、そこにクネクネと曲がったパイプが使用されていたとして、老朽化のため新しいものと交換しなければいけないとしたときに、なぜ曲がっているのか理屈を知らない技術者は代わりにまっすぐのパイプを代用でそこに付け替えるということが起きうる。というような話があったと思う。

今回の関西電力の事故はまさにこれと同じことが起きたんではないのかとニュースを見てゾッとした。

原発は他の発電(火力・水力・風力)に比べると断然にコストパフォーマンスがよい。

電力会社が利益を求める以上、今後どんな事故が起ころうとも、原子力発電所はなくならないだろう。

その反面、彼らはその危険性を国民に説明することもなく、こんな子供だましなHPでお茶を濁しているのである。このHP内でチェルノブイリ事故の原因としてこのような記述がある(以下HPより抜粋)
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特殊な実験の遂行を優先するあまり、運転員が禁止されていた低出力で(計画を大幅に下回る約6%の出力)長時間運転を行ったために起こったもの。さらに非常用炉心冷却装置を切って運転を行う等、重大な規則違反が重ねられた。また、出力の上昇を自然に抑える「自己制御性」が、低出力時にはきかなくなるという、安全設計上の重大な欠陥もありました。

日本の原子力発電所には「自己制御性」があり、様々な安全対策や厳重な運転管理を行っているのでこのようなトラブルは決して発生しません。

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だそうです。しかし、広瀬氏の本には「チェルノブイリは当時最新の技術を用いた最新鋭の原発として世界の原子力開発の関係者たちが見学に訪れるほどだった」というような記載がありました。

平成11年のJOCによる臨界事故や今回の関西電力の美浜の事故を見ても、日本の原発に「このようなトラブルは決して発生しません」と断言できるだけの根拠がどこにあるのか私には不思議で仕方ありません。(っていうかもう起こってるじゃんよ)

みなさまも機会があれば是非、「危険な話」を読んでみてください。こんな本は丁稚アゲだと批判の声も多数ありますが、その全てを否定できるだけの根拠もまたないのですから。結論は読んだ人間それぞれが出せばいいと思います。

私はそろそろ直撃を受けない国に引っ越す為の候補地選びでもしようかなぁ。
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by yaling | 2004-08-29 12:55 | ニュースなぼやき
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