子供連れて見に行きましたさ。
アンパンマンを。 っていうかね、いつも映画見に行く前に近所のツタヤに寄って、前売り券(公開始まってからも売ってる)買ってから映画館に行くんですけど、普通の映画は大人1300円なのね。普通に当日券を劇場で買うと1800円。 毎月2~3本は劇場で映画見るので、この500円が大きい訳さ。一度映画見に行くと、夫婦2人で1000円節約できるわけでさ。で、いつものようにツタヤに行ったのよ。「アンパンマン」の前売り券買いに… そしたらね、大人前売り券が1500円なのよ。 アンパンマンに1500円! ロードオブザリングでだってスパイダーマンだって1300円なのにアンパンマンが1500円! 「くそ!親の足元見やがって。」 たかが200円ぐらいでケチケチすんなって怒られそうだけど、そこんところ大事だよ。日本映画は客入らないなんて文句いうけど、私は日本映画だってちゃんと見てますよ。ロードオブザリングと同じ値段だったって、仕方ないと諦めておりますよ。なのに、それより高いってどういうことぉ~? まさか2歳のチビひとりで見させる訳にもいかないじゃない。 やっぱり足元見られているような気がしてスッキリしない。 で、普通は子供は3歳以上は有料なんだけどアンパンマンに限っては2歳以上有料。子供は前売り券でひとり800円也。 言い換えれば対象年齢2歳の映画に大人1500円。 ギャー!腹が立つ! しかもこの内容、子供だましにもほどがある。 夢の国から連れてきた夢猫のニャニイをメロンパンナちゃんがママになって育てて最後は夢猫の国を守るために夢の国に行って、悪者やっつけてお別れするお話。 「ドラえもん のび太の恐竜」と同じパターンじゃんよ。しかも劇場用アンパンマンでこのパターン前にもなかったっけ? 最近の劇場用アニメは「くれよんしんちゃん」をはじめ「ポケモン」然り、一緒に見に来た大人がハマちゃうような凝った演出が多いんだけど、2歳児向けではそれも無理なのか。 しかもそのうえ酷いのが、最後のお別れで泣けないのよ。 前半でカワイイ赤ちゃんニャニイとメロンパンナママの交流を描いておいて最後お別れ。お涙頂戴モノの典型的パターンで普通は泣ける話なんだけど、泣けない。 全部書いちゃうとネタバレになっちゃうので泣けない理由はこの下で。見に行く人は見ないでね。 ************************************************* なんで泣けないかというと、このニャニイの声を「西村知美」がやっているから。 最初は赤ちゃんなのでセリフといっても「ニャーニャー」言ってるだけなんだけど、声が可愛くない上に西村知美の顔がチラついてゲンナリ度100%。 で、最後のオチで実はニャニイは夢猫の国のお姫様だったとわかるんだけど、最後の敵と闘う最中になぜか急に大人になってメロンパンナちゃんの倍ぐらいの大きさになっちゃう。で敵をやっつけるんだけど、その後も大人の姫のまま。 可愛ければもっと一緒に居たい=お別れがつらい んだけど、でかくなっちゃったもんだから、なんだか連れて帰りたくない。 その上、西村知美だし。(イラネー!) とにかく、1000円しか払ってなくても納得いかない2歳児向けの映画なのでありました。 今度の宮崎アニメ「ハウルの動く城」もキムタクが声優やってるけど、大丈夫かなぁ。やっぱり声優は顔を知らずに見たほうが感情移入しやすいかもなぁ。 結論:いや、アンパンマンは大好きなんですよ。でもやっぱりアンパンマンはビデオで十分。
by yaling
| 2004-07-30 13:37
| 映画・TVのぼやき
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