「あげまん」「さげまん」「あげちん」「さげちん」

【あげまん】とは、男性に幸運をもたらしたり、運を向上させる女性。1990年(平成2年)に発表された映画「あげまん」(監督・脚本故伊丹十三)によって流行した。

あげまんの「まん」は、漢字で「間」と書き、巡り合わせや運という意味で、その運を上げることから、あげまんになったとする説が多い。これは、不運を幸運に転ずることや、縁起直しを「間直し(まんなおし)」といい、同じ「まん」で意味的にも近いことから、このような説が出たと思われる。しかし、「間直し」が多く使われていた時代と、「あげまん」が使われ始めた時代に、大きな開きがあることや、映画が発表される以前から、隠語に近い言葉として「あげまん」や「さげまん」が使われていたこと、男性に使われた例がなく、女性にのみ使われていることなどを考慮すると、女性性器の隠語を略したとするのが自然であろう。

元来、女性のみを対象に使われたこの言葉も、現代では「あげちん」「さげちん」と男性に対する造語も生まれており、付き合った相手の運気をあげる、さげることのできる人物の呼称となっております。

前置きが長くなりましたが、では実際に「あげ**」「さげ**」とはどういうことなのかを私なりの解釈で説明させていただくと、これらは決して神がかった神秘的なお話などではなく、その人物の人柄や性格によって結果、相手を上げたり下げたりするものだと考えます。

「あげ**」な人物は今でいう「コーチング」が上手な人間なのではないかと思われます。相手の意見を上手に聞くことができ、相手の気持ちを素直に汲み取り、自分の意見を素直にフィードバックできる人物。イヤミがないため、相手も素直のその意見を聞くことが出来る。後ろ向きなことは決して口にせず、前向き前向きに物事を考えることの出来る人物。自分は決して前に出ず、陰でしっかりと相手をサポートできる人物。例えば、そういう女性が彼女であると、仕事がはかどる。仕事に前向きになれる。自分の欠点を素直に見つめなおすことが出来る。結果、出世し、運気が上がったことになり、この女性は「あげまん」だということになる。

逆に「さげ**」はいつもウダウダしていて、相手もそれが心配でいつもそのことが足をひっぱって、仕事どころじゃなくなる。前向きに生きようとしてもその相手が足かせとなり前に進めない。結果、公私共に上手くいかず、運気が下がったこととなり、この相手は「さげ**」の称号を得る。

ただ、ここで疑問がある。「あげ**」な人物はこういうのである。(話をしやすくするために以降「あげまん」(女性)ということで話を進めます。)

「私と付き合った男性はみんな出世していくのよネェ」(遠い目…)

付き合った?旦那ではなく、付き合った男性。

通り過ぎていく人間が出世していくとはどういうことか。この人はより多くの人を救済するためにこの世に生を受け、沢山の男性たちを出世させていく女神様ということなのか?

違うと思う。この女性と付き合った男性たちは自分たちだけとっとと気持ちよく出生していったが、それをこの女性のおかげとは気づかないまま、手柄は全部自分の物として結局はこの女性を置いて別の女性と結婚していくのではないのか。

「内助の功」なんて言葉も基本妻の功績として使う言葉であるが、昔はそういうのが当たり前で、「女が男を立てる」なんてことに男は無関心だったんじゃないかと考えられる。

損な役回りじゃないかい?

そういう意味で、現代社会においてこういう人物は非常に稀有な存在なのではないかと思える。個人主義で利己的な人間が多い中、相手のことを理解して引き立てることの出来る人物。

もしそんなパートナーに出会えたら、絶対に離してはいけません。自分も相手のことを理解するように勤め、お互いが昇華出来るように努力してください。

間違っても「オレってすごいじゃん」なんて思い込まないように。
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by yaling | 2004-07-19 11:22 | 恋愛のぼやき
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