『凶悪犯罪の低年齢化』のウソ

以前からマスメディアの発達により、情報伝達が飛躍的にスピーディかつ広範囲に行き渡るようになった結果、ひとつの事例をマスコミが取り上げると世の中全部がそうなったように錯覚する弊害が起こっていると考えてきた。

例えば、女子高生のコギャルや援助交際。

あんなのは当初、地方ではなかなか見れなかったし、東京でも女子高生が全員そんな格好をして援助交際しているわけでも無かった。が、しかしマスメディアが興味本位でこぞって取り上げたために、急速に知名度を上げ、地方の女子高生にも波及し、あたかも猫も杓子も女子高生のほとんどが援助交際をしているかのような報道をし、それによって錯覚を覚える人間が続出していたのではないかと思う。

そんなマスメディアの情報を鵜呑みにして「いまどきの若いのは...」なんて思っている中高年も少なくないんじゃない?

凶悪犯罪の低年齢化も同じような印象をなんとなくだが持っていた。

「本当に昔の子供はそんなに分別があったの?」

確かに今では平均結婚年齢も30近くになり、昔の元服が16歳だったことを考えれば幼稚な大人が増えたようにも見えるが、寿命自体もえらく延びているので、のんびり人生をエンジョイしてるだけとも言えなくもない。それ自身に問題があるとは到底思えない。

で、とあるHPを見つけた。【少年犯罪 13歳以下の犯罪】

ほらね、やっぱりだ。子供に分別なんかあるわけないもの。それを指導するのが大人の仕事じゃないの?「いまどきの若い者は...」なんて一言で責任逃れはできないよ。

今度、「いまどきの子供は何を考えてるかわからん。」なんていう無責任な大人を見つけたら、このページコピーしてこう言ってやろう。

『ふぅん...あなたたちが子供の頃は本当にかしこい子供だらけだったんだねぇ』

ってね。でも、本当は実際の数字の上でも増えてるかもしれない。馬鹿な子が真似したくなるような材料は世の中にゴマンとあるからね。でもそれら全てを規制なんて出来ないし、子供の目から遠ざけるにしてもこのインターネット社会じゃ無理があるってなもんだ。クサイモノに蓋をするみたいなのは根本的解決にはならないから、やっぱり教育であったり、もっと大人が子供に関心を寄せる努力も必要なんじゃないのか。

それにしても、事件を起こす子なんて全体から見ればほんの一部でしかないことは確かなことだ。局部を見て大局を語るのはそろそろやめようよ。それは「いまどきの子供たち」にとっても失礼ってなもんだよ。

ほとんどの子供たちはすくすくと正常に成長していると思うよ。

子供たちに注意しないといけない反面、大人はもっと子供を信じてあげようよ。

子供たちが素直になれないとしたら、それは大人の責任でもあるんだから。

もし本当に子供たちに問題があるのだとしたら、その原因を作り出しているのは大人であることを忘れないで。

「こどもはおとなの鏡なんだよ。」

最近2歳のむすこを見てるとつくづくそう思う。

反省すべきは自分なんだってね。
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by yaling | 2004-06-06 13:34 | ニュースなぼやき
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