今度の槍玉は「バトルロワイヤル」?「インターネット」?「チャット」?チャットってなんじゃい!

以前にも少しだけ触れましたが、長崎の事件以降またマスコミがまた何かの責任にしたいらしく、どこの誰だかわかんない専門家にインタビューしたりして「アーダコーダ」言っておりますが、今回は何のせいにするんでしょうか。

第一のコース「バトルロワイヤル」

第二のコース「インターネット」

第三のコース「チャット」

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って馬鹿か?

「バトルロワイヤル」映画公開が決定する前に宝島「このミス」で上位入賞した際に興味を持ってすぐに小説を買って読みました。エンターテイメントとしてすごく面白いと思い、読み終わった後で、会社の何人かにも読ませましたよ。倫理的にどうこう言うつもりはありません。エゲツナイ話だし、クラスメイトを殺さないといけないという主人公たちの置かれた状況を自分の立場で考えた時に「ありえないけど、恐いなぁ。」と思ったし、自分だったらどうするだろうかとか考えました。(多分誰も殺せず逃げ回ってるだろうね)こんなのが作り話で良かったと思うことはあっても、コレ読んだから感化されたとしたら、ただのバカじゃん。子供の責任は親の責任だから、人の痛みのわからない分別のない子供に育てた両親の責任だということはあっても「バトルロワイヤル」の責任というのはどうしても納得いかない。

「インターネット」が悪いなんていうのは論外。漠然としすぎ。

「チャット」ってなんやねん!やたらチャットチャットってニュースで言いやがる上にわざわざどこぞの先生が出てきて英語の「Chat」の意味まで説明しやがる。だいたい「インターネット」の悪影響とか漠然と雲をつかむ様な話しかできないから「チャット」が原因とか言えるんだよ。お前らどうせ「チャット」が何かわからん前に「インターネット」もロクに使えないんじゃないの?昔、留学していた時にアメリカ人に「お前はどこから来た?チャイナか?ナガサキか?」って聞かれたのを何故か思い出したよ。

「話にもならない。」

いい加減くだらない原因を無理やりこじつけるの辞めてほしい。
そんなことの責任にするならなんで「カッター」のせいにしないのよ。
日本中から「カッター」をなくせば首切られて死ぬ子もいなくなるよ。

『チャールズ・マンソン』はビートルズの曲「ヘルタースケルター」に感化され連続殺人を犯した。

『マーク・デビッド・チャップマン』はサリンジャーの小説「ライ麦畑でつかまえて」を片手にジョン・レノンを射殺した。

原因は「ヘルタースケルター」であり「ライ麦畑でつかまえて」なのか?そうやって本質に目を向けずにスケープゴートを丁稚あげて終わりにできるものなのか?

この辺りの話を詳しく知りたい方はぜひとも検索してもらいたい。【マンソン】や【チャップマン】の育ってきた環境や置かれていた状況、社会情勢を詳しく説明しているサイトが沢山ヒットするはずです。こんな便利な道具他にあります?

なにが引き金になって事件が起こるかは誰にも予測できない。ましてや、そこで使われた道具についての是非を問うなんてナンセンスにもほどがある。ロープで首絞めたらロープの販売を自粛しますか?車で人を轢いたら車に乗らないのですか?小さな子供に刃物を持たせるのは危ないとか小学生には車の運転をさせる訳にはいかないといったように、『インターネットは判断能力の未熟な子供に使わせるのには注意が必要だ』といった議論ならまだしも、「チャットがどうだ」「インターネットがどうだ」といった反って論点をぼやかす様な意味のない論議は時間の無駄である。

大切なのは何が「引き金」になったのかではなく、どうしてそんな結果になってしまったのか、その人物がどういう人間であったか、またはその背景にあるモノなのではないのでしょうか。

安易な責任転嫁や吊るし上げを招くような報道だけはやめていただきたい。
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by yaling | 2004-06-05 18:30 | ニュースなぼやき
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