常識のない客に遭遇した店員へ送る言葉

昨今の2chの影響って怖いものがある。

2ch用語が現代用語として使われるようになるだけならまだしも、生き方や思想にまで影響を及ぼすようになってきたのではないかと、先日の「給食費滞納問題」なんかを見ていて感じるようになってきた。

「プロ市民」なんてのも本来は違う意味があったらしいが、いまやすっかり2chで出来た悪い意味合いでしか使われていないような気がする。

で、店頭なんかで仕事をしていると、そんな影響を受けたであろう物言いをする客に遭遇する機会が増えてきた。具体的に数字では言い表せないのが残念だが、私が今の職場に入ったころ(5~6年前)と比べるとかなり目立つようになった。(ただ、増えたとひとくちに言っても、全体の中から見ればそれはごく一部で、間違っても客のすべてがそんな非常識になったとは言いたくないのだけはご理解いただきたいところではありますが。)

(私の職場では特殊な商品を扱っているのだが、それをここで言及できないので例えとしてコンビニに置き換えて話を進めると…)

こんな客がいた。

「これ、買ったけどやっぱり要らないので返金したい。」

これくらいは当たり前。そんな客は昔から居たし、例え原則不良品以外の返品は受け付けないと謳っていたとしても、そこで少しでも申し訳ないと態度に出してもらえれば、こちらも人の子。無下に断われる訳がない。

だが、最近のはこう来る。

「この肉まん、食べてみたけどオレには合わない。返金してくれ。」

不味いのは謝る。だけれど、食べてしまったもんを返金できるわけない…。その旨を伝えるとこう返してくる。

「だったら、これがマズイことを職場で言いふらしてやるからな。それでもいいのか。」

いいんです。不味いって言ってもらうのは一向に構わないというか仕方ない。ですけど、それを理由に返金を迫るのは「脅迫」って言いません?

しかもこれを言ってる人がもし学校の先生だったりしたら、あなたならどう思います?

それでも客は客。お店はお客あってのお店です。「店の利益にならない客は客ではない」と言えるほど強気な会社ならいいんだけれど、大抵のお店ではそんな訳には行かない。バカにバカといえないこの憤り。そんな時、どう割り切れば店員としての自分の気持ちを抑えることができるのか。

こんな話があるそうです。

地球上に存在する魂の数は質量一定の法則により常に一定である。戦後、日本はたくさんの戦死者の生まれ変わりたちの力により、すさまじいほどの経済成長を成し遂げ、国家としてここまで上りつめてきた。しかし、その後、平均寿命が延び、高齢化に伴い人が死ななくなった。人が死なない分、動物たちが住みかを失い、絶滅していく。死んだ動物の魂は人として生まれ変わるのだと。

あぁ、そうか。アナタ人間一回目なんですね。それならアナタが人としての常識がないことにも納得がいく。だから、そんな無茶なことを平気な顔して言えるのですね。可哀相に…。早く一人前の人間になってくださいね。
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by yaling | 2006-05-13 12:53 | 仕事のぼやき
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