今回は仕方ない。次はお願いします。

救助せず出勤、JR西の運転手2人が手記
職員らに嫌がらせ計184件…女性運転士ら軽傷

「事故の後、放心状態でなにがなんだか…」

私も事故の経験あるのでよくわかる。朝9時ごろ出勤途中に事故って、意識はあるんだけれど、放心状態で、救急車で病院に運ばれて、なんやかんやと検査を受けて…。その間、意識は朦朧としていて、記憶も断片的なものだった。意識がハッキリとしたのは事故から4~5時間経ってからだったように思う。

また、運転手という仕事がら「ちょっと体調が悪いので休みます」と言えないのも理解できる。そりゃ万が一の場合に備えてのオプションはJR側も用意してるんだろうけど、運転するはずの運転手が来ないとなると、現場にかける迷惑は結構なものになるだろう。仕事レベルで考えた場合、事故後、彼らが職場に向ったのは仕方のないことのように思える。

救急車が患者を搬送中に人身事故を起こしても、その被害者は現場に置き去りにして、別の救急車に連絡し、もとの患者の搬送を優先すると聞いたことがある。それから考えると、脱線事故車両に乗り合わせた運転手は会社に事故の状況報告はする必要があったとしても、必ずしも現場に残るという判断は彼ら自身には出来ないような気がする。(報告を受けたJRが的確に判断し、彼らにそれを指示する必要はあっただろうし、彼らもまた、人の生死と仕事のどちらが優先か判断できなかったのは残念ではありますが。)

ただ、被害者やご遺族の方がそんなJRに怒りをぶつけるのは仕方ないにしても、そうでない人間が職員に嫌がらせをするのはどうかと思う。どんなに腐っていても日本は法治国家である。感情に任せて、そんな行動をとって許されるわけがない。嫌がらせで社会を良くするなんてことが本当に可能だとは到底思えない。冷静になって、事故の原因を究明し、二度とこんな事故が起こらないように、監視していく必要がある。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」

なんてのが一番マズイ。こんな事故は今の日本ではありとあらゆる場において起こりうることだということを私自身胆に銘じておこうと思う。
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by yaling | 2005-05-14 12:28 | ニュースなぼやき
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