これが本当の「ゲーム脳」による障害か?

ゲームに熱中しすぎて現実との区別が曖昧に
(この記事の内容結構おもしろいのでネタ元のWIRED NEWSを先に読んでね。)

「ゲームをするとバカ」になるなんていうのは表現が曖昧すぎて、受け入れられないんだけれど、これなら私も経験があるのでまだ理論としては受け容れやすい。

これらの現象が出やすいのは比較的ボーッとしながらゲームをしているようで実はすごく集中しているゲームに多いのではないかと思う。ちょっと意味が判りづらいかも知れないので、詳しく説明すると、ゲーム自体の操作は簡単(使用するボタンが多くて操作が煩雑でなく、やたらと難しいコマンド入力などは不要)なのに、あれこれと次の行動に続く思考をめぐらせる必要のあるゲーム。

わかりやすいジャンルとしては、シューティングゲームやドライビングゲームであると思うのだが、実はテトリスなんかのパズルゲームもそうだったりする。一部では「中毒ゲーム」と称されることもある、熱中度の高いゲームに起こりやすい現象だと思う。

テトリスにはまってた頃、赤信号で止まった車の位置がづれているのを見たダウンタウンの松本氏は頭の中で「あの車をあそこに入れて、あいつを横向きにした後、最後にあのトラックを突っ込んだらテトリス!」なんて想像したことがあるという話を以前どこかでしていた。

私の場合は「ジェットセットラジオ」がそうで、やりこんでいた当時、梅田の交差点&歩道橋をみると「あそこでスライドしてジャンプで飛び移って、あっちのガードレールに…」なんて妄想をよくしていた。

でも実はこれって、ゲームだけの話に限ったことじゃない。

例えば、昔、南港にあった「スリックカート」(ツルツルに磨かれたコースの上をゴーカートで走るやつ。今はもうないらしい。)をやったあとに、普通車に乗るとついつい右左折で逆ハンドルを切りそうになったことがある。

ラグビーやサッカーの選手なんかが梅田の地下街やミナミの商店街の人ごみの中を歩いていると、どうやってその人の壁を切り抜けていくか頭の中シミュレートしてるに違いない。

もっと簡単なところでは、主婦は毎日スーパーでいろんな材料を目の前に今晩の献立を作ることをシミュレートしながら買い物をしているのではないのか。

または、ヤクザ映画を見たあと、映画館から出てくる人がガリ股で肩で風を切ってあるいてみたり、販売員の仕事を終えた後、ふと立ち寄った店でお客が入ってきたのをみて思わず「いらっしゃいませ」って言ってみたり…。

現実と非現実の区別がつかないなんていうとすごく問題がありそうな気がしてしまいがちだが、実際のところ人間の脳ミソなんて大したもんでもなく、一番最後の店員の例なんかから言えば、現実と現実の区別だって曖昧だったりするのである。

「仕事とプライベートの区別がつかない」なんていうのは普段よく耳にする言葉だが、それってただ普段惰性でボーッと仕事をしてるだけのことなんじゃないのか。今自分がなにをしてるか考えていないから、地に足が着いていないだけなのではないのか。デキル人っていうのは仕事は仕事、遊びは遊びなんて割り切ってしっかりと気持ちを切り替えられる人だと思うから。

自分がボケているのをゲームの所為にする奴はまず、ゲームの心配をする前に自分が何を今やっているのかを考え直した上で、自分がボケ人間だと自覚した方がいいかも知れない。

たのむでしかし。
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by yaling | 2005-05-03 13:22 | ニュースなぼやき
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