【負け犬の遠吠え】30過ぎ独身女性は「負け犬」か?

a0013882_13289.jpgもう、今更な話題ですが【負け犬の遠吠え】なる本が売れています。30過ぎの独身女性が口ではなんて言ってみたところで「負け犬の遠吠え」でしかないという話であります。結構乱暴な言い方で、反感もかっているようですが、ベストセラーになった背景にはそう思っている人が多いのでは。でもいったい誰がこの本を読んでいるんだろうか。

30前に結婚した主婦?ありえなくはない。理想の結婚とは程遠い現実に直面しながら悠悠自適に暮らす、独身女性を見て羨ましさからくる妬みでこの本を読みながら彼女たちを見下し嘲笑しているのか。

当の「負け犬」と呼ばれた女性たち?これもありえる。人前では強気な態度を見せても、やっぱり寂しがりなのが人間。心のどこかで自分のことを「負け犬」だと思っている?でも、これは男女関係なくそんなもんだ。それでも、ひとりがいいなんて言い切ってしまうのは余程の変人か、完璧主義の潔癖症(自分の弱点は認めたくないのが度を越してもはや精神病)ぐらい。そんな人には「そんなにひとりが好きなら人里離れた山にでもこもって仙人にでもなればいいのに…」と思ってしまう。

今朝のテレビでもこの本が話題になっていて、街頭インタビューしていた。
その中で「負け犬」に当たる女性のひとりがこう言っていた。

「30前にこの人だと思えるような男性がいなかった。男がダメすぎる。」

確かに今の男は情けなくなっているかも知れない。でもいいじゃん。情けない男の上に立ってバリバリ仕事したいんじゃなかったの?ウーマンリブから始まり、男女平等、男女雇用機会均等、ジェンダーフリー。田嶋陽子先生がひとりで張り切って言ってるだけじゃないよね。昔の男尊女卑は本当にすごかったと思うし、男女問わず人権や自分の生き方を選ぶ権利は平等であればいいと思う。これからももっとこういった風潮が促進されて女尊男卑にすればいい。このままいけば女帝もでてくるんだしさ。

でも悪いけど上記の女性の発言はなぜかやっぱり「負け犬の遠吠え」に聞こえるのよねぇ。女が強くなったのなら、女性が男を養ってもいいじゃ。大黒柱になればいいのよ。ダメな亭主でもいいじゃん。「主夫」なんて言葉もあるぐらいだし。私はそれもいいと思うよ。家事でも育児でもやれるけどなぁ。嫁さんにそれだけの稼ぎがあれば。にも関わらず「男がダメ」なんて結局心のどこかで「食わしてもらおう」と思ってるのが見え見えなんだよね。田嶋陽子先生を見習いなさい!自分がひとりなのを「男がダメ」なせいにしちゃうのはやっぱりかわいくないんじゃないの?

別の主婦がこうも言っていた。(彼女はここでは勝ち組)

「30過ぎで独身でもお金持ってて、仕事バリバリこなして、家も持ってて、それは勝ち組になるんじゃないの?」

そんなのこれまで男は普通にやってきたことじゃない?仕事して稼いで家族養いながら、小さいながらもマイホームを建てるためにコツコツ働いてきたじゃん。男でもいくら小金持っていてキャバクラのオネエさんにモテても、40過ぎて独身なんてやっぱり虚しいもんだと思う。

あ!これだ!女性なら「30過ぎ」だったのに、男だったら「40過ぎ」。この10歳の差が平等じゃないんだ。だから男女差別なんだ。ごめんなさい。じゃ、言い換えます。

男女問わず40過ぎの独身は「負け犬」である。

人間みんな弱いもんだよ。自分の弱さを知って初めて強くなれるもんだよ。
ひとり強がってみたところで、本当にそう思ってるの?

男女平等結構!ジェンダーフリー上等!

でも自分の弱さを認めず、いつまでも強がるのは辞めた方がいい。かわいくない。(男女関係なくね)人から愛される人間になったほうが人としての魅力もあるよ。結局、人間ひとりじゃ生きられないもんなんだからさ。そんなに力む必要ないよ。

結局勝ち負けなんて本人が決めることで、本人が本当にそれで納得してるのなら、他人がどうこう言うことじゃない。でも本心では「負け犬」だと自分で思っているアナタは明日、職場で少し素直になってみては。本当はかわいい人なんだからさ。案外いい人近くにいるかもよ。

開き直りは本当に可愛くない!
[PR]
by yaling | 2004-04-19 13:28 | 本のぼやき
<< 「消費税総額表示」ってなんやねん!! ボランティア精神の本当と嘘 >>