「リスク」について考えてみる

リスクゼロという幻想

悲しい事件です。確かにキャッチボールが禁止された公園でキャッチボールしてた親子も悪い。だけど、彼らにその責任を問うのであれば、そんなやってはいけない場所でキャッチボールをやってる「不道徳」な親子のそばで自分の子供遊ばせてた被害者の親の管理責任はゼロなんだろうか。事前に一言「ここでキャッチボールしてはいけませんよ」って注意は出来なかったんだろうか…。

ま、出来るわけないか。今の日本は他人にモノを言うだけでリスクになっちゃうもんね。そんなことで殺されるような世の中だもんね。

でもキャッチボールしちゃいけないって言われても、他にする場所もないし、まさか道路の真ん中でキャッチボールするわけにもいかないから、近所の公園で仕方なしにやってたら、過失致死傷罪で訴えられて6000万払わないといけないのかぁ。今、私が事故で死んでら6000万もらえるのかなぁ…無理そうだなぁ。

ま、裁判所がそれを認めたんだから、仕方ないわね。公園で子供がキャッチボールで悪送球で人に当たったら、6000万円払うことになるかもしれないということを、私ら親達は肝に銘じておくしかない。今回は高い勉強代だと思って責任を問われた親は支払うしかないわね。だってそういう判決が出たんだもんね。

ちなみに年収500万の家族がこの6000万を支払うとして計算してみよう。

どっちみち一括では払えないよね。

で分割で払うのなら利息とか付くのかなぁ。そうだと辛いね。

よく知らないので、金利手数料はすべてジャパネットタカタが負担することにしておいて、まず月々返済可能な金額はいくらか考えてみよう。

500万の年収としたので、12で割って、月41万6000円(今のご時世結構な高給取りですぜ)として、まぁ貧乏生活して約半分の20万を月々返済したとしても、25年ローンですか。そうなるとかなり切り詰めた生活をしないといけないなぁ。夕食のお肉は週に2度ほどで後は植物性タンパク質で補うしかないな。お昼は近所の食堂で定食だったのが、家からおにぎりでも持って会社に行くか。家賃にしろ分譲のローンにしろ、今までのレベルでは支払い不能だから、安アパートにでも引っ越すしかないか。車の維持費もかさむから、手放すしかなさそうだな。子供は2人いたとして、これからの学費とかも必要だしな。公立の学校に行ってもらって、高校生になったら、バイトでもしてもらって、学費と生活費の一部をちょっと負担してもらえると助かるなぁ。一応年収500万で計算してみたけど、もし年収が300万そこそこしかなかったら…


ハァ…

誰かウチの子にボールでもぶつけてくれないかなぁ。






いやね、冗談みたいに取られそうだけど、不謹慎でもなんでもないよ。実際そういうことなんだから。どっちにしても事故なんてものは双方にとって不幸なもんなんだよ。誰も得なんて出来るわけがない。そんなリスクを背負いたくないのなら、家から一歩も出ずに引き篭もるしかないわけで。最近過保護な親が増えていて、ウチの子もたまに公園なんか連れて行くとちょっと過保護だなって思うことがある。

よその子供でウチの子よりもずっと小さい子が1人でジャングルジムとか滑り台とか飛び回っているのに、ウチの3歳のチビはビビってそれが出来ない。滑り台くらいなら問題ないんだけど、ジャングルジムに登るのとかダメ。ドンくさいといえばそれまでなんだけど、基本的には妻が危ないからとあまり遊ばせないから。下のチビがまだ小さいのであまり表に出てないからというのもあるけれど。怪我をさえたくないと考える母親の気持ちも判るが、子供なんてこけてナンボである。多少のリスクを負ってでも、そこから学ぶものは沢山ある。

でもその金額が6000万となると…ハァ。

貧乏人は公園で遊んでもいけないということなのか。

でもホント、子供を安心して遊ばせれる場所って少ないんだよ。なんとかならないもんですかね。
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by yaling | 2005-02-19 11:59 | ニュースなぼやき
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