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また総務省ですか…で「アニメ論」とは。いっちょかみやねぇ。

日本のアニメが海外で売れる理由

昔から、邦画は予算が取れないから面白い作品が作れないなんていい訳を聞くたびに
「だったら黙ってアニメでも作っとけ!」なんて思っていた。

小学生の頃からひとりで劇場に出かけることが多かった私は、当時なら角川のアニメはほとんど劇場に足を運んだ。

取立ててアニメが好きというわけでもないのだが、当時から特に邦画洋画わけ隔てなく見るようにはしていたものの、それでもなかなか(それがたとえ小学生料金であれ)それだけのお金を払って見たいと思う作品がなかったというのが実際のところ。

その後も日本のアニメ(ジャパニメーション)は確実に世界に定着してゆき、10年ほど前にはアメリカのヤオハン(日系スーパー)に入っている旭日屋書店で日本語版【らんま1/2】全巻を買い占めているアメリカ人を見て関心したことを今だに印象深く覚えている。

で、今頃。今更。総務省ですか…。

遅いよ。日本のアニメはその人権費で折り合いが悪くなって、本当はもう落ち目なんじゃなかったっけ。アニメーターはかなりの低賃金で、ほとんど居なくなって海外に発注するようになったってドキュメンタリーをかなり前にテレビで見たと思うんだけど。もっと早い段階で韓国の映画政策のように、補助金とか出して日本のアニメ産業を活性化させる方法はあったんじゃないの?

とはいえ、そんな一時期の落ち目を経て、最近また沢山のアニメをテレビで見かけるようになった。コンピューターの普及のお陰で以前よりも安くアニメが作れるようになったからじゃないかと勝手に思っているんだけど。

今度はしっかりと国を挙げて盛り上げようとしゃしゃり出て来たのなら、まぁよしとしようかとも思ったけど、”「Dの食卓」などで知られる飯野さん”に”少年ナイフ”とは…。

「あんたらに【COOL】の意味なんて一生判りそうにもないね。」

大体さ「Cool」なんてのは日本人の「カワイイ」と一緒で大した意味はないんだよね。なんとなくなんだよ。その時の流行やらブームやらでいわば一過性のもんなんだよ。そんなもんにうつつを抜かしてるとあっという間に足元すくわれちゃうんだからね。

ダメ人間が集まってあーだこーだ言ってる暇があったら、もう少し要らない公共事業にまわすお金を日本の文化のために使ってみなよ。もっといいもん出てくるかもよ。本当の日本文化はもっともっと奥深い物なんだからさ。どこぞの国みたいにそんなに簡単に語れるほどチンケな代物じゃありませんよぉ~だ。

【Cool】だなんて曖昧で安っぽい言葉で語らないでください!

ところで飯野さん「うちの子どもはTVゲーム禁止」だなんて、アンタまでそんなこと言うようになりましたか…。っていうかアンタどこかの教祖様にそっくりになってきたんだけど、大丈夫?
また総務省ですか…で「アニメ論」とは。いっちょかみやねぇ。_a0013882_11245773.jpg

麻●被告初公判の図…ではありませんから残念!

by yaling | 2004-11-24 11:25 | 映画・TVのぼやき
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