まだマイコー・ジャクソンの昔の顔を覚えていてるあなたに。
今日はちょっと「メローでコア」なところが素敵なacoyoさんから無理やりTB。 手塚治虫原作の漫画「どろろ」のゲーム化なんだけど、これ面白いです。 主人公の名前は「百鬼丸」 魔人に取られちゃった体のパーツ48箇所を取り戻すべく、旅に出るのであります。 最初、ゲームはモノクロで始まり、私なんぞは勝手に 「ハハーン、これは過去の回想シーンで途中から現在になるんだな」 なんて思っておりましたが、実はそうではなく一匹目のボスをやっつけて左眼を返してもらえるとカラー画面になります。目がないので超能力を使って見ている絵がモノクロだったというわけです。 なんでこんなすごい力を持っている(眼がなくてもモノクロで見えている)のかというとちゃんとそれなりの理由があり、メンドクサイのでイチイチ説明はしませんが、とにかくボスをやっつけるたびに体の部位をひとつ取り戻していくゲームなのであります。 「ポケモンゲットだぜ!」ならぬ「三半規管ゲットだぜ!」であり「前頭葉ゲットだぜ!」なのであります。 これまでにも、ゲーム内でいろんなものを集めるなんていうのはありましたが(ポケモンをはじめ、武器やらカードやら仲間やら…)体のパーツを集めるなんていうのは気色が良くて新しい。 まぁ、これは原作がそうだから、そうなっておるわけですが、これをゲームに出来ると思った製作者のアイデアの勝利であります。(しっかり、ゲームとして成立しております。) で、そんな旅の途中に仲間になるのが、タイトルの「どろろ」ちゃんであります。 スリで生計を立てている子供なんでありますが、普段はNPC(non player character)で 勝手に百鬼丸の後ろを走り回っておるのですが、敵が出てくると適当に闘ってくれるわけで、この姿が非常に健気でかわいらしい。 とあるボス戦では百鬼丸の体力も底を付き、どうしたものかと逃げ回っていたら、知らない間に「どろろ」ちゃんが敵の体力を消耗してくれており、最後の一撃で倒せるようにしてくれておりました。「ガンバレどろろちゃん!」と思わず応援。(流石に最後のトドメは自分で刺さないとダメなようです。) で、そんな「どろろ」ちゃんの攻撃方法がいくつかあるのですが、(「石をなげる」「どろろアッパー」「大声で叫ぶ」などなど)これがまたカワイイ。普段の面で雑魚キャラをやっつけている時なんかは「どろろ」ちゃんは勝手にうろうろその辺にいる敵を攻撃しているのだが画面から完全に見えない位置にいるにも関わらずしっかりと闘う声だけが聞こえている 「どろろアッパー」 「どろろ様をなめるなよっ!」 「ギャーァ!!!!」 で、この大声攻撃っていうのが30過ぎの人にはお馴染みの「ギャートルズ」を彷彿とさせるものであるのもまた見ていて微笑ましい。 ボス戦では視点を変える事が出来ないので、変なカメラ位置で止まってしまい、自分がどこにいるのかさえ把握できないなど、不満足な部分もありますが、この「どろろ」ちゃんを見ているだけでも十分に楽しいゲームなのであります。 80点あげちゃう!
by yaling
| 2004-10-02 10:14
| オススメゲームソフト
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